Kindleがほしいけど、いろんなモデルがあるので、
どれがいいか迷うなぁ…..。
電子書籍と聞いて思いつくものとして、amazonから発売されている「Kindle」が思い浮かぶ人は多いと思います。手にしやすい価格のものから高機能なものまで、用途によって選択することができます。ぼく自身も、Kindle端末の愛用者のひとりです。
Kindleは大きくわけて、「Kindle」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Paperwhite
シグニチャー エディション」、「Kindle Oasis」の4種類の端末がありますが、はじめて、Kindle端末を購入するひとにとって、どれを選べばよいのか悩みどころになります。
ぼく自身、はじめに「Kindle Paperwhite」を購入し、のちに「Kindle Oasis」に買い換えた経緯があります。
自分にあったKindleを手にして読書を楽しみませんか?
この記事を読むメリット
Kindle端末について理解できる
4種類のKindle端末の特徴がわかる
自分にあったKindleがイメージできる
Kindle端末は大きくわけて4種類
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | Kindle Oasis | |
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
容量 | 4GB | 8GB | 32GB | 8GB/32GB |
本体サイズ | 113×160×8.7mm | 174×125×8.1mm | 174×125×8.1mm | 141×159×3.4mm |
重量 | 174g | 207g | 207g | 188g |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 |
フラットベゼル | × | ○ | ○ | ○ |
充電ケーブル | micro USB | USB-C | USB-C | micro USB |
ワイヤレス充電対応 | × | × | ○ | × |
防水機能 | × | ○ | ○ | ○ |
色調調節ライト | × | ○ | ○ | ○ |
明るさ自動調節機能 | × | × | ○ | ○ |
人間工学的デザイン | × | × | × | ○ |
自動画面回転機能 | × | × | × | ○ |
ページ送りボタン | × | × | × | ○ |
ネットワーク接続 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi Wi-Fi + 無料4G |
本体カラー | ブラック、ホワイト | ブラック | ブラック | グラファイト |
価格(税込) | 8,980円 | 14,980円〜 | 19,980円〜 | 29,980円〜 |
上記のとおり、「Kindle」がエントリーモデルとなり、価格も8,980円〜と最も安価で手にしやすい価格になります。
つぎに中間モデルとして、「Kindle Paperwhite」は、価格が14,980円〜となり、おおきな特徴として、防水機能が搭載されています。
新しく加わった「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」は、価格が19,980円〜となり、ワイヤレス受電に対応しております。
最後に最上級モデルとして、「Kindle Oasis」は価格が29,980円〜と、一気に高額となりますが、7インチと大画面で、ページめくりの物理ボタンが搭載されています。
Kindle Paperwhiteの旧モデルと新モデルとの違い
旧モデル Kindle Paperwhite | 新モデル Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | |
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
容量 | 8GB/32GB | 8GB | 32GB |
本体サイズ | 116×167×8.18mm | 174×125×8.1mm | 174×125×8.1mm |
重量 | Wi-Fi:182g Wi-Fi+4G:191g | 207g | 207g |
フロントライト | LED 5個 | LED 17個 | LED 17個 |
フラットベゼル | ○ | ○ | ○ |
充電ケーブル | micro USB | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電対応 | × | × | ○ |
防水機能 | ○ | ○ | ○ |
色調調節ライト | × | ○ | ○ |
明るさ自動調節機能 | × | × | ○ |
人間工学的デザイン | × | × | × |
自動画面回転機能 | × | × | × |
ページ送りボタン | × | × | × |
ネットワーク接続 | Wi-Fi Wi-Fi + 無料4G | Wi-Fi | Wi-Fi |
本体カラー | ブラック | ブラック | ブラック |
価格(税込) | 13,980円 | 14,980円〜 | 19,980円〜 |
旧モデルと新モデルの大きな違いとして、ディスプレイサイズが6インチから6.8インチとインチアップし、フロントライトがLED 5個から17個と大幅に増えております。
また、充電ケーブルもmicro USBからUSB-Cに変更されています。
旧モデルで選択できた「Wi-Fi」と「Wi-Fi + 無料4G」の2種類の接続方法については、新モデルのKindle PaperwhiteとKindle Paperwhite シグニチャーエディションともに、「Wi-Fi」のみとなってます。
Kindle端末の共通のメリット
Kindle端末は目に優しい
通常のタブレットの場合、ブルーライトの影響で目が疲れやすくなりますが、Kindle端末の場合、E-Inkという技術を採用することで、ブルーライトがゼロであり、紙の本を読んでいる感覚で読書を楽しむことができます。
また、太陽の光などで反射しないディスプレイが採用されているため、外出先での読書も問題ありません。
読書に集中できる
スマホやタブレットでもKindleアプリを利用し、読書を楽しむことができますが、LINEやメールなどの通知や、ほかのアプリの誘惑などから読書が中断してしまい、集中できないことがあります。
その点、Kindle端末の場合は、シンプルに読書機能だけのため、読書に集中することができます。
かんたんに持ち運びができる
Kindle端末自体の重量が約200gと軽量で、スリムな形状のため、スッとかばんに入れて持ち運びしやすいです。
また、数千冊以上の書籍を保存することができるため、まるで家の本棚を持ち出してるような感覚で読書を楽しむことができます。
ほかの便利な機能について
「ハイライト」機能をつかい、気になった箇所にマーカーを引いたり、文字サイズを切り替えることができるため、自分好みに調整ができます。
また、「辞書機能」が搭載されているため、文章内のわからない単語がでてきた場合も、その場でしらべることができたり、「メモ機能」を利用することで、本から得たアイデアだったり感想を記録しておくことができます。
Kindle端末の共通のデメリット
カラー表示できない
Kindle端末は、白黒表示のみのため、ビジネス書や小説などの活字だけを読む場合は問題ありませんが、デザインやファッション雑誌などカラー表示で読みたい場合は、向いていません。
ページの切り替えが遅い
スマホやタブレットのKindleアプリと比較すると、ページの切り替えに若干タイムラグがあります。
小説などではそこまで気になりませんが、マンガなどめくる速度が遅いと気になることがあります。
Kindleストアにある書籍しか読めない
Kindle端末で読むことができるのは、Kindleストアで購入した電子書籍のみになるため、他社のサイトで購入した電子書籍をKindle端末で読むことはできません。
各端末の特徴について
Kindleについて
Kindle端末で最も価格が安いモデルとなっており、「広告つき」を選択することで、8,980円と最安値で購入することができます。
本体カラーはブラックとホワイトの2種類あり、低価格ではありながら、「明るさ調整機能」を備えたフロントライトをディスプレイに採用しているため、目に優しく長時間の読書も快適です。
また、フル充電の状態で数週間使用できるところも魅力的です。
Kindle Paperwhiteについて
6.8インチディスプレイで300ppiの高解像度が採用されており、小さな文字もくっきり鮮明に表示されます。また、防水機能も搭載されているため、Kindle端末のラインナップのなかでもコスパがよい製品です。
旧モデルで選択できた「Wi-Fi」と「Wi-Fi + 無料4G」の接続は、「Wi-Fi」のみに変更されています。
Kindle Paperwhite シグニチャーエディションについて
Kindle Paperwhiteと比較し、価格が5,000円アップしておりますが、広告なしモデルのみとなり、容量が32GBに増え、Kindle Oasisにも搭載されていないワイヤレス充電対応にも対応しております。
別売の専用ワイヤレス充電スタンドも3,480円で販売されておりますが、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションとセットで購入すると、1,000円引きの22,460円で購入することができます。
旧モデルで選択できた「Wi-Fi」と「Wi-Fi + 無料4G」の接続は、新モデルのKindle Paperwhiteと同じく「Wi-Fi」のみに変更されています。
Kindle Oasisについて
Kindle端末で最も高性能な上位モデルになります。一番のメリットは、ページ送りボタンが搭載されており、Kindleを片手で持ちながらページをかんたんに進められるので快適に読書ができます。
また、7インチの広いディスプレイにはフロントライトを25個搭載し、周囲の明るさを自動で感知して見やすく調節されます。
さらに、解像度も300ppiなので文字が読みやすく、マンガの絵もきれいに再現できます。
選ぶポイント
画面の鮮明さについて
画面の綺麗さはOasisが1番です。つづいてPaperwhiteも十分ですが、Kindleだけは性能が大幅に劣ります。
たとえば、Kindleでコミックや書籍を読んでみると、文字や絵がややギザギザした描画になっているのに対して、PeperwhiteやOasisは滑らかに表示されます。
なお、PeperwhiteとOasisは同じ300ppi解像度ですが、フロントライトの個数によりOasisの方が画面が見やすくなっているため、見やすさを最重視している場合は、Kindle Oasisの購入をおすすめします。
防水機能について
防水性能を持っているのは、Kindle Paperwhite、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション、Kindle Oasisの3種類になります。お風呂やキッチンなど水回りで使用する機会が多い方は必ず防水性能のあるデバイスをおすすめします。
「広告つき」と「広告なし」の違いについて
KindleとKindle Paperwhiteには「広告つき」と「広告なし」の2つがあり、「広告つき」を選択すると、スリープから解除されたタイミングで、キャンペーン情報が表示されます。
「広告なし」にくらべて、2,000円安く購入できますが、純粋に読書を楽しみたい場合、やはり広告表示は気になるため、「広告なし」モデルをおすすめします。
Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いについて
Kindle PapertwhiteとKindle Oasisの防水性能、画面解像度は全く同じですが、画面をより見やすくするためのバックライト(LED)の数がKindle Papwerwhiteは17個にたいし、Kindle Oasisは25個も搭載されており、この明るさの違いは、実際に読書したときに違いがわかります。
また、Oasisのみ搭載されていた色調調節ライトが新モデルのKindle Paperwhiteから搭載され、同じくOasisのみ対応していた明るさ自動調節機能が、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションにも搭載され、Oasisとの違いが少なくなり、コスパがよくなっております。
充電ケーブルが、Oasisではmicro USBを採用してましたが、新モデルのKindle PaperwhiteとKindle Paperwhite シグニチャーエディションともに、USB-Cが採用されているため、選択する際の大きなポイントと言えそうです。
唯一、Oasisのみにページ送りボタンが搭載されているため、より良い環境で読書をしたいのであれば「Kindle Oasis」がオススメになります。
ぼく自身も、Kindle PapertwhiteからKindle Oasisに乗り換えたのもそれが1番の理由でした。
7インチ画面で見やすいですし、物理ボタンでページが送れるのはホントに便利です!
まとめ
- 「Kindle」を買うべき人 →手軽に電子書籍リーダーを利用したい。
- 「Kindle Paperwhite」を買うべき人 → 防水性能や綺麗な画面で読書したい。コスパがよい電子書籍リーダーが欲しい。
- 「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」を買うべき人→Kindle Paperwhite の機能に加え、明るさ自動調整機能とワイヤレス充電を利用したい。
- 「Kindle Oasis」を買うべき人 → プレミアムな読書体験をしたい。読書時間が多い。
Kindle端末は1万円以下で購入できるリーズナブルな価格のモデルから、マンガの見開き表示も可能な大画面モデルまで、それぞれの読書スタイルに応じて選べるのが魅力です。
読書習慣がなかったぼく自身も、Kindle端末を利用することで読書を楽しむことができるようになりました。
みなさんも是非、この機会にKindleを使って、楽しい読書ライフを送ってください!